現在の体の中の状態を知るために・・・。

血液検査(コレステロールなど)のチェック

動脈硬化は加齢によって誰にでも起こりますが、その進展には食生活や運動不足などの生活習慣が大きく関連しています。放っておくと脳出血、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症などを引き起こし、重篤な状態になることもあります。
 これらを予防するためには、動脈硬化を早期発見し、生活習慣を改善することが
重要です。
動脈硬化測定機「フォルム」を使用し、血管年齢を測定します。
 測定方法は簡単で、血圧を測るような感覚です。
測定時間も10分程度で終了します。
PWV(脈波伝播速度)とABI(上腕と足首の血圧比)を測定し、
得られたデータで動脈硬化の有無や程度がわかる仕組みになっています。
 40歳以上で高脂血症、高血圧、糖尿病、肥満症の方、
運動不足、冷感・しびれ感、喫煙などが思い当たる方はぜひこの検査を
受けられることをおすすめします。

※PWV(脈波伝播速度)・・・血管の硬さを知る。心臓から押し出された血液により生じた拍動が、血管を通して手や足に届くまでの速度のこと。血管が硬いほど、その速度は速くなります。
※ABI(上腕と足首の血圧比)・・・血管の詰まり具合を知る。足首と上腕の血圧の比を測定することで、血管の狭窄の程度がわかります。健常人の場合、足首血圧は上腕血圧より高いのが普通ですが、足の動脈が脂質などで詰まったりすると血流が悪くなり、上腕の血圧より低くなり、ABIの値が低くなります。

体内脂肪測定

BMIは、体重(s)を身長(m)の二乗で割った値のことで、例えば体重60キロ、
身長170センチ(1・7メートル)の場合、20.8となります。最も健康障害のリスクが少ない
数値は22とされています。
BMI法では標準体重を求めることもできます。計算式は、身長の2乗かける
22です。例えば、身長1.7メートルの人の標準体重は、63.6キロです。
標準体重の上下10%の範囲が正常値、20%をこえると肥満です。
BMI指数のみで肥満度を判定することもできます。この場合、「正常」なBMI指数は
18.5以上25未満です。25以上では「肥満」となります。
ただし、日本人の場合は、やや太り気味という程度であっても
高血圧や高脂血症などの肥満が原因の疾患にかかりやすい体質といわれていますので、
たとえ正常値の範囲であっても、25に近いようであれば注意が必要です。

内臓肥満のチェックにはCTによる検査を行う


通常、肥満というと、皮下脂肪の多い状態を指しますが、腸管など内臓の周囲
に脂肪が付着する「内臓脂肪型肥満」もあります。 内臓脂肪型肥満は
前記のよ うに身長・体重などから把握することはできません。
外から見えないで密かに肥満が進行するため、生活習慣病の危険も
大きくなるといわれています。CT(コンピューター断層撮影装置)による検査を
行えば、内臓の脂肪状態があっという間に分かります。

頸動脈狭窄測定・判定

動脈硬化測定(動脈年齢測定)

動脈硬化がどれぐらい進行しているのかをさらに、具体的に知るために、
頚動脈エコー検査】(頚動脈の超音波検査)を行います。

頚動脈エコー検査は、頚動脈のつまり(=狭窄の程度)や動脈硬化の程度を詳しく調べることができる検査です。
特に、動脈の血管の硬さや厚みは0.1ミリ単位で測定できます。

頚動脈エコー検査によって動脈硬化を詳しく調べることによって、脳梗塞の危険性を評価することが出来ます。頚動脈の動脈硬化が進行すると、血管がだんだんと細くなって最終的には閉塞してしまいます。つまり、完全につまってしまう場合もあります。
また、超音波は身体に負担がかりません(横になっているだけの検査で、だいたい15分から20分ほどかかります)。
基本的に人体には無害ですから、定期的に検査を繰り返して行うことができます。

検査結果を比較することができるので、高血圧や高脂血症などの治療が適切いるかどうか、また実際に動脈硬化の進行が阻止できているか、を知るために有効です(治療効果判定にも使えます)。